平成29年6月 農政産業観光委員会

県産日本酒のPRについて

渡 辺 山梨は言わずと知れた山紫水明地と言われて、非常に水がすばらしい。特に地元のことをPRするわけではありませんけれども、神奈川も東京都もこの富士東部の水が皆さん方の大きな支えになっている、水がめとしての位置にあるわけですけれども、そうした中で、すばらしい地下水を利用して日本酒という部門で大変に活躍されているところがあるわけです。

 新聞に出ておりますけれども、昨年、インターナショナルワインチャレンジというのがありました。ここでは、ワインはロンドンで審査され、日本酒はなぜか神戸で審査された。私の地元と言ってはまた宣伝になりますけれども、日本酒の純米酒の部門で金賞に選ばれた、こういう大変うれしいニュースが載ったわけです。

 そこで、日本酒の蔵元の数も大変少ないと聞いておりますけれども、PRしながら本県のイメージを高めることは非常に大事かなという思いがするわけです。

 そこで、まず1点、今年度は県外の皆さんに対してどのようなPRをしようと

しているのか、具体的に伺いたいと思います。

 

地域産業振興課長 日本酒の県外向けのPRでございますけれども、今年度は県の酒造組合が、年明け2月に幕張メッセで行われる大規模な食品イベントに出展して、県産日本酒というものをPRしていくということですので、県としましてもこの事業に補助をしまして、効果的なPRができるように支援してまいりたいと思います。

 

渡 辺 私も酒はちょっと飲めないので、酒の味ということは非常にわからないんですけれども、幕張メッセで行われる、全国からいろいろなおいしい地酒が入ってくるんだろうと思いますけれども、やはりそうしたところでの宣伝活動、PRが非常に大事かと強烈に思うんです。

 もう1点、日本酒については、海外対策とか、非常に国も力を入れている。アジアでの消費はふえているということも聞いております。その中で、この潮流に乗りながら、県産日本酒についても海外でPRすべきかなと思います。

山梨と言えばワインということが先行しておりますけれども、ここでやはりともにトップセールスでいく必要があろうかと思うんですけれども、どういう計画を、今、されているのか。具体的な計画がありましたら教えてもらいたいと思います。

 

地域産業振興課長 海外へのPRでございますけれども、今年度は知事トップセールスの中で、県産酒のPRをしてまいります。

7月には台湾で、台北、台中の百貨店の物産展等に出展いたします。秋にはベトナムで、こちらは行政の関係者ですとか、酒類を取り扱う事業者に説明会をしてまいります。特にベトナムは酒類の消費が伸びていまして、日本酒への関心も高まっていると聞いております。

それから、水があまりよくなくて、きれいな水の山梨というのは非常に好意的に受け入れられるのではないかと思っておりまして、きれいな水でつくった県産日本酒ということをしっかり説明してまいりたいと思います。

 

渡 辺 台湾とベトナムということでしたが、ベトナムというのは、今、お話を聞くと非常に歓迎しているような雰囲気を聞いたんですけれども、この辺、調査等、具体的にされた経緯とか、ベトナムの人たちの酒に対する思い、もう1点、気になるのが、日本酒というのは高級酒のイメージなのか、そうしたことについてはどんなふうに捉えているのでしょうか。

 

地域産業振興課長 ベトナムの状況でございますけれども、現在、ジェトロ山梨などに聞いておりまして、また、昨年度まで、酒造組合で自主事業として行っていることもありますので情報収集をしておりますが、全体的に日本酒は高級なお酒として捉えられているということでございます。

 ただ、今後、日本酒の関税も引き下げられるようですので、もうちょっと普及していくのではないかと思いまして、今後、また実施までに情報収集を重ねて、ベトナムの現地の状況をよくわかった上でトップセールスのほうでPRをしてまいりたいと思います。

渡 辺 最後に伺いますけれども、そういう意味では、非常に用意周到な計画を立てて、成功に結びつくようなPRをしてもらいたいと思います。

 もう1点、別の観点から見ますと、これはここでお答えしてもえらるかどうかわかりませんけれども、県内で酒米をつくって農業振興を図ろうという人たちが、今、ふえています。特にうちのほうの地元でもそういう人がふえておりますけれども、そうしたことは、酒の販売量の増加とともに、農業の振興にも非常に有益というか、貢献できるということで、相乗効果が期待されると思いますけれども、この辺についてはどんな考えでいるのか、ありましたらお願いしたいと思います。

 

地域産業振興課長 県内で酒米をつくって県産酒をつくるということを、幾つかのメーカーで行っているようでございます。まだ県も情報収集の段階ですけれども、そういったところの情報を集めまして、県産100%の日本酒というものは非常に県のイメージアップにもつながると思いますので、課題があればメーカーと一緒に考えていきたいと思います。