平成28年2月定例会総務委員会会

◆職員給与費等について

渡 辺 課別説明書の知1で給与費が1億3,439万3,000円という改定がありますが、この改定の中身をできるだけ詳しく示してもらいたい。

 

秘書課長 給与費の補正額1億3,439万3,000円の内訳ですが、給与費はその前年10月現在の人員で予算を設定いたします。今年度に関して言えば、知事が2月に就任して、まず、期末手当の期間率が少ないということで、100万円ほど減額があります。次に、新井副知事の就任に伴いまして、副知事の給与費が1,150万円ほど増額になっております。また、1年前の現員と現在の知事政策局の職員の数が、新井副知事を含めまして18名ふえております。この関係で、新井副知事は除きまして、1億1,700万円ほど職員分の給与の増額がございます。これに人事委員会勧告分のはね返りが700万円ほどございまして、差し引き1億3,439万3,000円の増額となっております。

◆ジュニア向け未来の魅力発信事業費について

渡 辺 小学生の郷土愛を育むためということで、山梨県ゆかりの著名人が小学校を訪問するという、大変うれしい話でございますけれども、どのぐらいの著名人を予定しているのか。

 

人口問題対策室長 具体的な人選につきましては、これから検討するところでございますので、まだ決まっておりませんが、山梨県内外で活躍している、例えばスポーツ界の方や文芸界の方などを予定しております。県内の小学校が179校ほどありますけれども、来年度は40校程度、そういった方々に訪問していただいて、小学生とお話をしていただくことを予定しております。

 

渡 辺 全額繰越明許ですから、事業が来年度ですよね。全校ではなくて40校程度と言いましたが、残された学校については、どのように取り組んでいくのですか。

 

人口問題対策室長 来年、全て回れればいいのですけれども、予算、時間に限りがありますので、再来年度以降、また来年の結果といいますか、状況を見ながら、逐次回っていこうと考えております。あとは、お話をしていただいた内容についてまとめまして、各学校にお配りする予定でございます。

 

渡 辺 町村との話し合いもしながら進めていかなければならない事業かと思いますが、これから皆様方が人選するわけですけれども、このような人をという、父兄など、いろいろなところから要望があった場合、それは受け入れられるということですか。

 

人口問題対策室長 どのような方にお願いするかは、学校側とも御相談をしていかなければならないと思っておりますので、何かそういった御希望があればお伺いいたしますが、学校側と教育委員会とも御相談して決めることにしたいと思っております。

 

渡 辺 来年は約40校という話も出ました。この2,000万の予算で全県をしようということですか。

 

人口問題対策室長 この予算ですと全県は少し難しいと考えておりますので、一応40校を想定しております。来年度以降につきましては、またその結果を見ながら検討していきたいと考えております。

 

◆やまなし企業子宝率調査事業費について

渡 辺 優良企業という言葉が出ておりますけれども、ここに載っている優良企業の概念というか、何をもって優良企業と言うのか、その辺の説明をお願いしたい。

 

県民生活・男女参画課長 まず、男女も含めまして従業員の年齢、それから子供の年齢を調査しまして、合計特殊出生率の数字を出します。その数値がある程度高い企業に加えまして、子育て支援の取り組みが充実しているとか、ワーク・ライフ・バランスについて積極的な取り組みをしている企業、そういった企業をモデル企業ということで選ぶこととしております。

 

渡 辺 これは既に調査はできているのか、これから調査するのか。その辺の進捗状況はどうですか。

 

県民生活・男女参画課長 この調査でございますけれども、平成26年度から実施をしておりまして、今回、地方創生加速化交付金の事業を活用することに伴いまして、補正という形で計上させていただいております。今年度の調査につきましては、今、集計結果をまとめている状況でございます。明年度につきましては、準備が整い次第、また調査をするということとしております。

 

渡 辺 優良企業が挙がってきたときに、周知をしていくと書いてありますが、この周知も、この予算の中でしていくのですか。また、周知はどういう方法でしていくのか。

 

県民生活・男女参画課長 リーフレットを作成いたしまして配布することとしております。それからホームページ等でも情報発信をいたしますし、また、できるだけマスコミを通じての発信ということも考えております。

 

渡 辺 今言われたことは予算内でできるのですか。そこが非常に心配なのですが。

 

県民生活・男女参画課長 この事業費の中で対応してまいります。

◆交差点の事故防止について

渡 辺 交差点の事故を最近非常にニュース等で見るわけですが、小学生が左折してきたトラックにひかれた、あるいは右折してきたワゴン車にひかれたという大変痛ましい事故が多発している状況です。本県においても、昨年12月国道で貨物車にお年寄りの方がはねられて死亡されたわけですが、私どもも運転していて、交差点で危ないと思うようなことが多々あるわけです。昨年の本県における交差点の事故、また、どのような特徴があるのか伺います。

 

交通規制課長 交差点は道路が交差するということで、非常に危険な交通施設ですが、昨年県内で発生した交差点における歩行者と車両の事故は、発生が147件、負傷者が146人、亡くなった方が3人いました。このうち、横断歩道上における事故は、発生が107件、負傷者が107人、亡くなった方が2人でございました。交差点の横断歩道上の事故107件の特徴を見ますと、歩行者側の違反は、歩行者が信号無視をした1件のみで、ほかは車両側に違反がありまして、左右の安全不確認や前方不注視という違反が大多数を占めている状況です。

 

渡 辺 大変多いという印象があります。ほとんどが運転者の不注意ということで、巻き込まれた歩行者の無念さを思えば、何とも心が痛むわけです。そこで、今後どのような、交差点事故をなくしていくという取り組みをするのか考えを伺います。

 

交通規制課長 道路交通法では、車両等を運転する者に対して、前方を横断しようとする歩行者がいないことが明らかな場合を除いて、横断歩道の直前で停止できるような速度で進行する義務や、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる場合の一時停止など、横断歩行者を保護する義務を規定しているところです。しかしながら、交差点で発生する事故の多くが、こうした規定が守られず、歩行者が被害に遭っていることから、警察としましては、関係機関・団体とも連携しながら、車両等の運転者に対して、交通安全教育や情報発信を強く推進するとともに、横断歩行者妨害等違反に対する指導、取り締まりを強化してまいります。また、歩行者に対し、信号機のある交差点では必ず信号を守ること、また、信号が青になっても、左右の車がとまったのを確かめてから渡ること、渡りながらも安全を確認し、右折・左折してくる車に十分注意すること、夜間は反射材を身につけることなど、自分の命は自分で守る行動の励行について、交通安全教育や情報発信を粘り強く推進していきたいと思います。

 

渡 辺 信号機のある交差点ばかりでなくて、田舎へ行くと大変小さい交差点も多くあります。出合い頭に左側に障害物があったり、また、信号機のある交差点でも横断歩道がなかなか接近をしているとか、そうした交差点のきめ細かい点検、あるいは改良できるところはしてもらいたいという希望もあり、この辺の細かい配慮をお願いしたいと思いますが、この取り組みはどのようにされますか。

 

交通規制課長 横断歩道の位置についてですが、交差点の外形を決定するものでありまして、交差点内の車両速度を抑制するために、横断歩道を可能な限り交差点の中心部に寄せて設置をするというのが原則となっております。横断歩道を交差点から離して設置した場合には、横断歩行者に不自然な動きを強いることにもなりますし、また、右左折後の車両の速度が上がり、危険度が増すということもございます。また、車両の停止位置が交差点から離れるために、車両の通過に無駄な時間が発生するなどの問題もあるということです。このために、県警察としましては、横断歩道を交差点から離して設置するということは非常に難しい問題だと考えていますけれども、いずれにしましても、個々の交差点の現状をよく点検・確認した上で、改良が必要であればしていきたいと考えております。

 

◆研修管理費について

渡 辺 総7ページに研修管理費という3,393万2,000円という予算が載っております。もう少しこの概要を詳しく教えてもらいたいと思います。

 

総務部次長(人事課長事務取扱) 幾つか研修がございます。例えば自己啓発研修に対する支援、これが148万円余、それから、各部局が全庁的に共通する政策課題等をテーマとする研修、テーマ別研修、これが95万円余、それから、例えば所属長とか課長補佐といったようないわゆる職層別に行う研修、階層別研修と呼んでおりますけれども、これが243万円余、そのほか、例えば年齢別研修、あるいは能力開発研修、これは個人がそれぞれ必要とする能力をみずから進んで行う研修でございます。あるいは、チャレンジ研修といったものがございまして、これは例えば県外の民間企業に短期間体験で行くというふうな研修、あるいは特別研修といったようなこと、もろもろそういった研修がございます。

 

渡 辺 いろいろなものがあるということはわかりました。新採用の人が中心の研修かなと思ったところもありますけども、そうではなくて、いろいろなことをしているということで、いずれにしても全職員が必ず1回は受けるんですか。

 

総務部次長(人事課長事務取扱) 平成26年度の状況でございますけれども、職場内、職場外、職員研修所で行う研修等含めまして、延べ8,000名が研修を受けております。対象職員は約3,000名でございますから、1人当たり平均2.数回ということとなっています。例えば職員研修所で行う研修というのは、指名研修もございますので、これは数年に1度というふうなことがございますけれども、例えば職場で行う研修とか部局で行う研修は、毎年やっておりますので、職員1人当たりは必ず1回か2回は研修を受けるというふうな形となってございます。

 

渡 辺 いろいろな部局の思いもあろうかと思いますし、特に私どもから見れば、県民のニーズをいろいろなところで聞いて、そして、応えていく、こうした職員の資質の向上が一番大事だと思うところがありますけれども、その辺の取り組みについてもしているという理解でいいんですか。

 

総務部次長(人事課長事務取扱) 特に県民の皆様方に密接に結びつく研修を、広く職員が理解をし、また、知見を得るということでは、テーマ別研修を全庁的に各部局が主催して行っております。例えば、心の病の部分のメンタルヘルス研修とか、あるいは県民の皆様方と一緒に仕事をするNPOとの協働といったテーマもございます。それから、ユニバーサルデザインの研修といったようなものがございますので、それぞれ県民ニーズに合った政策課題に沿った研修を行っているということです。

 

◆新たな地方公会計整備事業費について

渡 辺 総11ページの下段に、マル臨ですけれども、新たな地方公会計整備事業費という1,586万があります。この事業の中身についても詳しく教えてもらえますか。

 

財政課長 新たな地方公会計整備事業費でございます。地方公会計制度というものがございまして、その中で、従来本県では総務省方式改訂モデルで公会計、年度末に前の年度の決算に基づいたものについて貸借対照表のようなものをつくって公開させていただいております。一方でこの公会計の方式というのは、従前、申し上げました総務省方式改訂モデルのほかに、基準モデル方式とか、あるいは東京都が独自にやる方式と、さまざまな方式により全国で実施しておりまして、統一されたものがございませんでした。このたび総務大臣の通知で、平成29年度までに統一的な基準を設けた公会計の財務諸表等を作成するようにという通知がございました。今回それに合わせまして、総務省で用意しました仕訳のシステムを、本県の財務システムに連結させるような電算上の業務委託と、各職員が仕訳をする際のシステムマニュアル等について専門的な知識を持っている会計事務所等に委託しまして、マニュアル等の作成支援をお願いしようというものでございます。

 

渡 辺 丸投げというわけではなくて、職員の中にもこれをわかっている人がいるという中での委託ですか。

 

財政課長 基本的に今現在財政課で、ほぼそれを専任としておる職員が1名ございまして、事前の準備等は着実に実施しております。今後、職員用のマニュアル等をつくるに当たって業務支援をもらうという認識でいまして、全く丸投げというのではなくて、職員が一緒に作業するというふうなことを想定しております。

◆自動車税コンビニ収納委託事業費等について

渡 辺 総20ページの自動車税コンビニ収納委託事業費等というところで伺いますが、コンビニで委託収納事業をしているということで、4,108万円計上されています。これはコンビニも近いところにあって、非常に便利だということで利用が多いかと思いますけれども、自動車税のどのぐらいの割合がここで扱われているのか、教えていただきたいと思います。

 

税務課長 今年度は、まだ集計が終わっていないのですが、ほぼ半分近いものがコンビニ収納になってきています。3年ぐらい前から40%を超えて、まだまだ年々ふえておりまして、ここのところ、ほぼ50%に近づいております。ただ、個人だけではなくて、法人等とか、個人名義でも大口みたいなものはやはり金融機関が主力になっておりますので、ふえてもおおむね5割ちょっとくらいでというふうには思っております。

 

渡 辺 気になるところが1点あるんですけれども、手数料を考えたときに、これは金融機関とどの程度違うのですか。

 

税務課長 コンビニの収納というのは、おおむね50円程度、金額等は入札とかいろいろありますので、幾らというのは申し上げられませんが、50円程度経費がかかっております。ただ、これまで納期内納付率も、これを導入してからふえてまいりまして、1つは県の歳入に早く入ってくるというメリット、それから、納め忘れが少なくなっておりますので、督促状等を発付する件数も大分減ってきております。督促状の後は、8月末に催告書とか順次送っていくんですが、それらが万単位で導入前よりも減っておりますので、そういった経費を踏まえれば、十分効果が出ていると考えております。

◆庁内管理費について

渡 辺 総26ページの庁内管理費10億1,504万5,000円とあります。この中身がよくわからないです。維持管理とか清掃業務とか共通経費とか細かいことはともかく、防災新館の維持管理事業費が突出して大きいという印象があるのですけれども、何に防災新館はお金がかかるのか、その辺について伺いたいと思います。

 

管財課長 防災新館の維持管理5億3,000万でございますが、これは大きく分けて2つございます。1つは、防災新館はPFI方式でございますので、建物自体の分割払いの部分がございます。そちらが2億3,825万円でございます。残りの2億9,000万円は建物の維持管理委託、警備、運営で、5億3,000万円という内容でございます。

 

渡 辺 このうち2億円少々は返済と言いましたよね。そうすると、返済するのもこの管理費で予算を上げてくるということですか。

 

管財課長 PFIは一番最初のときの契約自体が、維持管理と、その分割払いをセットで契約にしておりまして、全体として、この防災新館の維持管理等事業費という組み立てをさせていただいております。

 

渡 辺 この一番上の庁内の維持管理とあるのは、防災新館を除いた、あとの全庁舎ということですか。

 

管財課長 防災新館以外の部分でございます。

◆消防防災ヘリコプター整備事業費について

渡 辺 総46ページ、マル臨の消防防災ヘリコプター整備事業費ということで、29億円が盛られております。「あかふじ」が老朽化したということで、先般もそのような発表がありましたけれども、耐用年数というのは、私は全くヘリコプターについて知識がないものですから、大体20年ぐらいが耐用年数というふうに考えていいわけですか。

 

防災危機管理課長 ヘリコプターにつきましては、適切に維持管理をすることによりまして、決められた耐用年数はございません。

 

渡 辺 そうすると、この20年というのが長いのか短いのか、山梨県はよく整備したのかということになってきたときに、どう評価したらいいんですか。

 

防災危機管理課長 現用機でございますけれども、既に平成12年に製造が終わっているということがございまして、やはり部品の調達等に非常に時間を要するという状況が出てきております。あわせまして、当然他県でも同様の消防防災ヘリコプターの運航・運用を行っていますので、そういった他県の状況等も踏まえる中で、今回の予算をお願いしているということです。

 

渡 辺 去年も大がかりな整備をしました。だから、まだ「あかふじ」は飛べるという思いもあります。新しく整備される機種について伺いたいと思うんですけれども、今回、新しく入れるに当たって、どのようなところに注意をしてというか、重きを置いて入れようとしているのか、その考え方について伺いたいと思います。

 

防災危機管理課長 先日、御報告をいただきました機体更新の検討委員会の御提言等を踏まえて考えていくわけでございます。当然、詳細な仕様あるいは装備品等につきましては、今後さらに検討し、詰めていくわけですけれども、現時点において私ども考えておりますものは、これまでの活動実績とか、本県の地勢・地形、活動条件などを十分踏まえる中で、現用機の持っていたものの性能を評価して、現時点におきましては現用機の後継機種を想定しているところでございます。

 

渡 辺 詳細にいろいろ検討されているというような思いがして、大変ありがたいなと思うところです。購入に当たっては、県から指定していくのか、それとも、入札とか何か、どういう手立てというかあるのですか。

 

防災危機管理課長 非常に高額なものだと考えております。その関係もございまして、当然、先ほど申し上げましたとおり、詳細な仕様につきましてはこれから中身を十分詰めていくわけでございますけれども、他県の例等見てまいりまして、当然、WTOの対象案件、一般競争入札の対象になってくるものというふうに現在考えているところでございます。

 

渡 辺 大事な人の命を災害時に救うという大変な使命を帯びたヘリコプターですので、いろいろな検討をされているとは思いますけれども、漏れのないようにと申しますか、山梨県として手落ちのない対応をしっかりとお願いしたいなと思います。

 

防災危機管理課長 当然、機体の更新に当たりましては、やはり本県にとって最もふさわしい機体となりますよう、十分に検討を進めてまいりたいと考えております。